2023-02-12 Sun
あなたの先祖が立てた昔からの地境を移してはならない。(箴言22章28節) 先礼拝において、私たちはモーセの十戒の後半、人との関係についての戒めを読みました。そこには親子、夫婦、隣人など、他者といかに関わるべきかについての神のみこころが明らかにされています。これは人が定める憲法や法律の源であり、「あなたの心の板に書きしるせ。」(箴言3-3)とも勧められている、社会の基となるべき教えです。
ところが、昨今の学校、家庭、社会において、これらの戒めが口にされる機会が激減しています。それらは「古い教え」として、封印されがちです。ここに、今日の犯罪増加の根本の課題があるにちがいありません。
イエス様は、「わたしが来たのは律法や預言者を廃棄するためだと思ってはなりません。廃棄するためにではなく、成就するために来たのです。」(マタイ5-17)と、モーセの十戒の普遍性を説かれました。また、「父と母を敬え。あなたの隣人をあなた自身のように愛せよ。」(19-19)という戒めの大切さをも教えられました。
そんな中、「トルコで大地震」とのニュースが飛び込んできました。日本からも救援隊が出向いてくれています。また、同じように被災したシリアは内戦の続く地であり、救援の手が及んでいないとのことです。神の恵みの資源を争いに浪費することを止め、滅びに瀕している多くのたましいの救いのために祈り、働きましょう。
今日から、3月26日の「A文化祭」でのベル、オカリナ(合唱つき)の練習を始めます。「角笛を吹き鳴らして、神をほめたたえよ。十弦の琴と立琴をかなでて、神をほめたたえよ。」(詩篇153^-3)とあるように、天地万物を創造され、歴史を導いておられる神を証しましょう。「救いの道」をこの地に証しする働きを、神は私たちに委ねておられます。