主は、ご自分の羽で、あなたをおおわれる。あなたは、その翼の下に身を避ける。主の真実は、大盾であり、とりでである。(詩篇91篇4節)
皆さん、2010年、明けましておめでとうございます。年初に、共に主イエス様を賛美できる幸いを感謝します。温暖化を心配する私たちに、神様は祝福の雪まで降らせて、ご自身のあわれみの深さを示してくださったかのようです。きっと、「あなたがたの罪が緋のように赤くても、雪のように白くなる。」(イザヤ1-18)ということを思い起こさせたかったのでしょう。
また、主は年頭に、私たちを、ご自身の「羽でおおって」くださるとも約束しておられます。デフレの時代、温かな材質の衣料品が、信じられないような安価で売られています。それらで身を包めば、快適に過ごせます。しかし、「主の羽」に包まれる安心に優るものはありません。それは、人の心の深みまでも温めてくださるものだからです。
今年の歩みの中で、私たちは幾度か、心の凍りつくような状況にも遭遇することでしょう。そんなとき、いつも主の羽が私たちをおおっていてくださることを思い出しましょう。主の約束に信頼することが、私たちを不要な落ち込みから守ってくださるからです。
更に、主は私たちが身を避けることができるように、常に御翼を拡げて待っていてくださるとも約束しておられます。礼拝に、祈祷会に集い行くとき、いつもこの情景を心に描きましょう。イエス様は、「めんどりがひなを翼の下に集めるように、」(マタイ23-37)私たちが集い来ることを待っていてくださるのです。
さあ、主の大盾に守られて、今年も主のお手伝いをさせていただきましょう。クリスマスに聴いた、「神にとって不可能なことは一つもありません。」(ルカ1-37)は、私たちに力を与えてくれます。己の無力さに落胆しても、神様の助けがあるのです。お互いに励まし合い、支え合って、信仰の歩みを続けてまいりましょう。